のんびりのんの

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青春映画二本立て

2011-06-07 Tue 01:07:00

レンタルで借りていた邦画を日曜日に二本続けて見ました。
両方とも「主人公は地方都市の高校生の少年で、目下の悩みは進路と近所に住む幼なじみの少女への想い。三年生の初夏、ある出来事がありこれからも続くと思っていた日常が徐々に変化して行く」というストーリーです。ストーリーがストーリーですのでどうしても似る部分が出てきますが、それぞれの監督の感性や出演者の持ち味の違いが感じられ面白かったです。

『うん、何?』
2008年・日本
監督 錦織良成
出演 橋爪遼
   柳沢なな
   宮崎美子  他
あらすじ
島根県雲南市に住む鉄郎の毎日は、父の工場でできた牛乳を入院中の母に届けることから始まる。近所の酒蔵の多賀子とは幼なじみで好意を持っていたが、なかなか告白できずにいた。そんな二人を見かねた親友たちは一計を案じるが…

『傘』
2008年・日本
監督 たかひろや
出演 佐藤勇真
   寉岡瑞希
   森谷勇太  他
あらすじ
埼玉県深谷市に住む晴は、農家である父の手伝いもせずのんびりと暮らしていた。近所に住み幼なじみの真美はミス深谷に選ばれるほどの美少女だが、毎日のように晴の父親の畑を手伝いに来ていた。そんな真美に好意を持っていた晴だがなかなか素直になれずにいたのだが…

『うん、何?』は雲南市の「うん、なん?」と読むらしいです。林や棚田など里山の高低差のある風景や季節ごとの彩りが画面に変化を与えています。
雲南市や島根県など自治体が全面的にバックアップしているので、名所や祭りなどの場面が多いですが、ストーリーに沿っているので、嫌みな感じはしませんでした。
また、出雲地方の伝説が重要な位置を占めているのでファンタジックな印象も受けます。

『傘』は畑の場面がメインなので似たような画面になってしまうことが多いですが、連綿と続く生活をテーマにしてるので、淡々と進むストーリーに合ってるように感じました。

両方とも2008年の制作、食にウェイトを置いている点、雨と自転車の二人乗りをポイントに持ってきてる点も共通しています。
また、人間のどろどろした部分がほとんどありません。それを物足りなく感じる人も多いかもしれませんが、風景だけでなく人間に対しても綺麗な部分に目が向いているようで、爽やかな印象に仕上がっています。私にはそれが心地よく感じられました。